昨今、AIの技術革新により、
『仕事がなくなるんじゃないか?』とか
『ターミネーターみたいにAIに人類が滅ぼされるんじゃないか?』とか
『未知なるもの』に対して『無知なるもの』が
ビビッてしまうという状況がございます。

2045年にはAIの頭脳が人間に追いつく(追い越す)、
いわゆる『シンギュラリティ』問題が到来します。
これはターミネーターが街を闊歩するような
SF、オカルト時代と言うわけではありません。

よく言われるのは、
『AIやロボットで出来るような仕事は無くなる。』と言う事です。

いわゆる情報処理的な仕事(事務、経理、税理士)から
小売業、営業職、物流のドライバー、タクシードライバー、
接客業全般、コールセンターの案内係、教師、介護士など
かなりの範囲に渡ります。

これらの予測はかなりの高い確率で残念ながら的中するでしょう。
未来予測で定評のあるオックスフォード大学のM.オズボーンの予測ですから。

2045年まで働ければいいやと言う人は構いませんが、
それ以降も働いて生活しなければならないという人は困りますよね。
死活問題です。

さらに言えばこれらの仕事は2045年にいきなり無くなるわけではありません。
既に今現在も少しずつなくなっているのです。

某大手物流企業の倉庫では荷物の仕分けと積み込みはロボットがやっていますし、
ファストフードのレジは自動になって来ています。
アパレルは店舗販売だけでは利益が上がらなくなり、
多くはECショップでの売り上げに頼らざるを得なくなっています。
車の自動運転走行が法律でOKになれば、タクシー運転手は職を失うでしょう。
介護ロボットも多く開発されています。
ニューヨークではAIのシェフが顧客のデータベースを元に
その日の体調や、好みに合った料理を作ってくれるレストランも既にあります。

まともに一般企業で働いた事もない負け組みの私などは、
食えなくなったらどんな業種に転職しようかと現時点で不安なのに
その選択肢も狭められるなんて!とお先真っ暗でございます。

AI vs 人間という図式は避けられないのでしょうか?
産業革命の時代、機械化により力仕事に従事していた人の多くは職を失いましたが、
一方で機械をコントロールしたり整備したり作ったりする職業が生まれました。
それでは今回の情報技術革命『シンギュラリティ』では
どんな新しい職種が生まれるのでしょうか?
2つの意見があります
1つはAIのディープラーニング(自己学習)により新たなイノヴェーションは
AI自らが猛スピードで成し遂げていくので人間の出る幕は無く、
新たな職種は生まれない。
多くの人は産業革命とこの度の『シンギュラリティ』の意味は
根本的に違うと主張しています。この説が正しければ、
残念ながら新たな雇用の創出は難しいでしょう。
AIやロボットは単純作業や情報処理だけかと思いきや、
新しいものを作り出すことも出来ます。

未来予測を86%以上の確率で的中させてきたGoogleの技術部門ディレクターでもある
レイ・カーツワイル氏は
『人工知能が創作活動を人間と同じくらいにできるようになるのは時間の問題だ』
と言っています。

ここでそろそろ本題。
ではジャズミュージシャンは職を失うか?

この命題を解くにはそもそもお客はジャズの何に対してお金を払っているのか?
と言うジャズシーンにおけるCSI(Customer Satisfaction Index)的な
問題を解かなくてはなりません。顧客満足度と収益の問題です。

話がマーケティングみたいになってきたところで次回に続きます(笑)