前回の記事は
タダでさえ厳しいジャズミュージシャンはAI時代が来てなお食っていけるのか?
と言う命題を解くためにまずジャズシーンにおけるCSI問題
を取り上げたところで終りました。

さあ、果たしてジャズファンはジャズミュージシャンのライブやCDの
何に対してお金を支払っているのでしょうか?

と、その前に前回の記事で
『シンギュラリティ』ではどんな新しい職種が生まれるのでしょうか?と言う疑問に対して
『2つの意見があります』と言いながら1つ目の紹介で終ってしまいました。
1つ目は『新たな職種は生まれない。』という悲観的な意見でしたね?

ではもう1つの意見を紹介しましょう、それは…
AIと人間が敵対、競合せずに『人間がAIを組み込む』と言うものです。
つまり、人間の脳がAIの巨大なクラウドにアクセスすると言う事です。
まるでSFですが前回の記事で紹介したカーツワイル氏自身が言っているのです。
テスラモーターズのCEOのイーロン・マスク氏は既に
脳に直接コンテンツをアップロード/ダウンロードできる埋め込み式電極(チップ)を
開発する企業「Neuralink」を立ち上げています。
彼の夢は火星にコロニーを作るだけではなかったようですね。

我々は一種の端末として、人類の英知をはるかに超えたAIクラウドに
アクセスする事(つまりAIを拡張機能として利用)により、
AIと競合関係でなく共生関係を築くという選択をすると言う事です。

そうです。もう勉強しなくてもいいのです。
数学の公式や 英語の構文、歴史年表も各国の首都も覚える必要はありません。
計算すらしなくていいのです。全部クラウドからダウンロードすればよいのです。

ジャズを学ぶのも簡単です。理論もクラウドにアクセスすれば、
いくらでも瞬時に学べます。そう、あれほど覚えられなかったたくさんの
ツーファイブフレーズも何度も反復して暗記しなくていいのです。

…となると…にわかにジャズミュージシャンが大量発生しそうですね(笑)
食える食えない、プロ、ノンプロは問わず大量にプロ並のスキルを持った
ジャズミュージシャンは増えるでしょう。

さて、そこでCSI問題です(笑)。
同じフレーズをダウンロードした大量のジャズミュージシャンの中で、
プロとしてコンスタントに集客し、ファンを増やせるミュージシャンは
どんなミュージシャンでしょう?

やっと本題に入ったところで次回へ続きます(笑)。