アマチュアジャズプレイヤーが
社会人を全うしながら少ない練習時間で
いかに上達、成長するか?
この悩ましき問題の解決の糸口として
さきのブログに

①具体的な目標設定

②その為の練習内容の吟味

③合理的な練習法

を上げました。

①の具体的な目標設定ですが、
これはズバリ、
『自分はどんなプレイヤーになりたいのか?』
と言うことです。

たとえばすごく大雑把に分けると
アドリブのスタイルは
①リックマンタイプと
②インプロヴァイザータイプに
分かれると思います。
ばっちり分かれるわけでなく
割合、バランスの問題です。
①のリックマン的アプローチとは
いわゆるストックしたフレーズを中心にプレイするスタイルです。
bebopスタイルです。
コレを極めるには大量のフレーズのストックが必要ですから、
絶対的な時間は必要です。
いかに効果的に短時間で大量に覚えるか?がポイントとなります。
これは私のレッスンの経験上、闇雲に反復して練習しても、
時間対効果が低いというデータがあります。
ですのでおススメしません。
ではどうするか?
フレーズの構造を理解し、基本形を設定して
応用編(活用形)その①、その②と枝葉のように増やしていく方法が
効果的です。
言葉と同じなので言語中枢で処理されますから再現性も期待できます。
例えば、
食べる。
食べた。
食べたことがある。
食べたことがあった。
食べたい。
食べたくない。
etc.
のように活用形でインプットします。
ドミナント7thの言い回しならば、
ミクソリディアン
ミクソリディアン+♭9th
リディアン♭7th
ホールトーン
コンディミ
オルタード
のように活用形を変化させて覚えます。

また基本形も運指やドレミでなく構造で覚えます。
つまりコードの何の音から始まり、
スケールで動くのか?
コードで動くのか?など。
コレを私はレッスンで『コマンド』と言っておりますが、
フレーズの構造ごとに雛形を作って、
それをanykeyで可能にするのです。
その際、運指上、演奏上、難しいものは除外します。
再現されないでしょうから(笑)
お気に入りのものだけ覚えます。
どうしても難しいkeyで覚えられそうなもの、
もしくは演奏しやすいものが無い場合は
Root音などでできた簡単だけどリズムがカッコイイ的な
フレーズを作って覚えます。初めはそれで結構です。

リックタイプになるにはこのようにしてストックを増やします。

長くなりましたのでインプロヴァイザータイプの練習は
次回に譲ります。



 
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