渦男のジャズ道場

八王子の音楽教室ミュージックサロンア・ミューズのサックス講師 網 渦男のブログです。 サックスに関すること、ジャズに関することなどをまとめております。(旧さきこら)

カテゴリ: 愛すべき世界のアマチュアプレイヤー

さて今回も前回と同じ演奏曲はゴッドファーザーで、
Speredon Radwanさんをフィーチャーしたいと思います。



なんですかね、ゴッドファーザー好きな人は
やはりセンスが良いのでしょうか?

この動画も前回のキムさんに負けず劣らず
ツッコミ処ナイスなポイントの宝庫です。

まずはイントロ部分、
余計な風景やタイトルロゴなど、
面倒くさい画像編集に頼らず、
ただ楽器をケースから出して、
組み立てて、構える。 

いいですね~。
無駄なものはそぎ落とし、
俺はプレイに集中するのだ。
という気迫が伝わってきます。

シルバーのテナーにマウスピースはなんでしょうかね?
まさかのゲイリー シュガールでしょうか?
だとしたらかなり男らしいのですが、
残念ながら動画ではあのブルートパーズのように
美しいティースプレートが確認できません。
もしかしたら柳沢のメタル?
もしくはチャイナのパチモノ?
ミステリアスです。

楽器は幻の銘器『トレバ―・ジェイムス』ですね。
ネックのブルーロゴを見ればわかります。
何年ぶりでしょうこのロゴを見たのは!
懐かしすぎて奥歯から謎の甘い汁が出てきました!
昔、楽器店で働いていた時に
怖くてお客さんには1本も売ることができなかったメーカーです。
こんなドラマチックな再会をするとは!

間奏を挟んでRadwanさんは
芝生に寝そべって吹いたり、木の上に腰かけて吹いたり
『やんちゃ』な側面もアピールしています。

メロディのフェイクもターンや装飾音を多用する
なかなかハイレベルなテクニックを披露しております。
しかもプロが聴けば『やり慣れてるな』と解るほどのスキルです。
動画の0:36や1:14時点のテーマの最後の1フレーズで見せる
フレーズ出だしにかけられたショートダウンも
往年のヒデキ・西城のギャランドゥの歌いだしを彷彿とさせて
カンゲキです。

エンディングのカデンツァなどはフラジオを使いこなした
『シレファ#・ラシ―』的な『俺、ブレッカーかじってるよ』アピールも
憎いところです。
全体的に演奏スキルが高いRadwanさんですがそのスキルと
使用楽器のギャップが彼の魅力の一つなのかもしれませんね!

ちなみに前回のキムさんと同じカラオケなんですね。
なんかゴッドファーザー好きには当たりが多そうなので
今後ももう少しゴッドファーザーを引っ張って
擦ってみたいと思います。

今回から始まる『愛すべき世界のアマチュアプレイヤー』。
記念すべき第1回目は김경회(キム・ギョン・へ)さん。

この動画は偶然見つけたのだが、まずイントロのタイトル文字の
アニメーション編集のセンスがグー。

カラオケの昭和感と相性はチリバツでございます。
そしてゴッドファーザー=星条旗という発想がナイスじゃナイスか。

センスがあまりにイカしてるのでここまでのコメントも
かなり昭和になってしまうほどです!
そしてテナーサックスの音色もラシスバです。
ムードテナーは斯くあるべし。
という深く、渋く、雑な ワイルドな野太い音ですね。
しかもメロディのフェイクにこのキムさんの人柄が感じられます。
1音1音全部タンギングするところからは意志の強さを感じられますし、
テーマの2小節目の付点4分音符には生真面目さ、几帳面さを感じます。
ヴィブラートもきっちり16分音符のパルスでかけるあたりは熟練の技ですね。

そして映像はなぜか豪邸(マフィアだから?)に仔犬と少女。
この手ブレ感とかなんかリアルで、ちょっと心配になるのは考えすぎでしょうか。
エンディングはこの少女の水着映像で終わるという、
なんか微妙にひっかかる感じはキム氏の狙いなのでしょうか?

そもそもこのキム氏は何者なのでしょう?
アメリカ在住の韓国人大富豪でしょうか?
チャンネル登録者が450人以上いるというそこそこの人気者です。

謎めいた愛すべきアマチュアサックスプレイヤーのキムさんでした。















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